特異な才能のある児童生徒への支援の推進事業 受託団体のサイトまとめ

特定分野に特異な才能のある児童生徒への支援の推進事業~多様性を認め合う個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実の一環として~
推進事業の委託の公募が開始された(23年度は事業全体で約8千万円)。(2023.2.02)

■事業の内容
(1) 特異な才能のある児童生徒に関する研修パッケージの作成(法人,1件)
(2) 特異な才能のある児童生徒の特性を把握するツールや特異な才能のある児童生徒の支援に資するプログラム等のデータ収集・整理(法人,1件)
(3) 特異な才能のある児童生徒に対する指導・支援に関する実証研究 (教育委員会・学校法人,8件)
 研究課題:①学校内での取組,②学校と学校外との連携,③児童生徒を取り巻く環境の整備に関すること
(4) 特異な才能のある児童生徒の指導・支援を行う教職員・保護者を対象とする相談支援に関する実証研究 (法人,1件)

教職員向けの「審議のまとめ」解説映像が公開された。(2023.2.21)

独立行政法人教職員支援機構(NITS)のオンライン講座に、私が担当の研修動画が2本加えられた。
校内研修シリーズNo.122:特異な才能のある児童生徒に対する指導・支援Ⅰ「特異な才能」の理解と捉え方
校内研修シリーズNo.123:特異な才能のある児童生徒に対する指導・支援Ⅱ 才能が輝く個別最適な学びと協働的な学び

推進事業採択団体が発表された。(2023.6.08)

・4月3日に一次発表があったが、(2)の1件、(3)の2件は二次公募された。最終的に(3)は9件になった。 教育委員会や国立学校法人では実証研究協力校が設定され、「審議のまとめ」に沿った多様な取組がスタートラインに立った。

文科省の令和6年度(2024年度)概算要求に「特異な才能のある児童生徒への支援の推進」が盛り込まれた(要求・要望額:8千万円)。(2023.08.30)

・特異な才能のある児童生徒の理解のための周知・研修の促進(7百万円)
・特性を把握する手法・プログラム等の情報集約(3百万円)
・実証研究を通じた実践事例の蓄積(67百万円)
(文部科学省初等中等教育局:令和6年度 概算要求主要事項, p.28)

2024年度推進事業採択団体が発表された。(2024.4.15)

単年度公募の(1)・(2)は前年度に同じ。 (3)・(4)は2年目継続(1団体は名称と研究領域を変更して追加委託)。

2023年度推進事業の「事業の成果」が公表された。(2024.5.02)

2024年3月に各団体から提出された事業の成果がまとめて公表された。

文科省の令和7年度(2025年度)概算要求に「特異な才能のある児童生徒への支援の推進」が盛り込まれた(要求・要望額:77百万円)。(2024.08.29)

○学校と連携した学習・支援プログラムの提供及び評価の在り方に関する実証研究[33百万円]
○学校と連携した相談支援体制の構築等に関する実証研究[44百万円]
(文部科学省初等中等教育局:令和7年度 概算要求主要事項, p.23, 28)
△参考記事:文部科学省の「ギフテッド」支援事業。3年目の大きな変化とは?~知りたい!令和7年度の概算要求~<前編>(2024.10.24)
(みんなの教育技術 by小学館>教師の学び>:楢戸ひかる)