特異な才能のある児童生徒への支援の推進事業 受託団体のサイトまとめ
■事業の内容
(1) 特異な才能のある児童生徒に関する研修パッケージの作成(法人,1件)
(2) 特異な才能のある児童生徒の特性を把握するツールや特異な才能のある児童生徒の支援に資するプログラム等のデータ収集・整理(法人,1件)
(3) 特異な才能のある児童生徒に対する指導・支援に関する実証研究 (教育委員会・学校法人,8件)
研究課題:①学校内での取組,②学校と学校外との連携,③児童生徒を取り巻く環境の整備に関すること
(4) 特異な才能のある児童生徒の指導・支援を行う教職員・保護者を対象とする相談支援に関する実証研究 (法人,1件)
独立行政法人教職員支援機構(NITS)のオンライン講座に、私が担当の研修動画が2本加えられた。
・校内研修シリーズNo.122:特異な才能のある児童生徒に対する指導・支援Ⅰ「特異な才能」の理解と捉え方
・校内研修シリーズNo.123:特異な才能のある児童生徒に対する指導・支援Ⅱ 才能が輝く個別最適な学びと協働的な学び
・4月3日に一次発表があったが、(2)の1件、(3)の2件は二次公募された。最終的に(3)は9件になった。 教育委員会や国立学校法人では実証研究協力校が設定され、「審議のまとめ」に沿った多様な取組がスタートラインに立った。
・特異な才能のある児童生徒の理解のための周知・研修の促進(7百万円)
・特性を把握する手法・プログラム等の情報集約(3百万円)
・実証研究を通じた実践事例の蓄積(67百万円)
(文部科学省初等中等教育局:令和6年度 概算要求主要事項, p.28)
単年度公募の(1)・(2)は前年度に同じ。 (3)・(4)は2年目継続(1団体は名称と研究領域を変更して追加委託)。
2024年3月に各団体から提出された事業の成果がまとめて公表された。
○学校と連携した学習・支援プログラムの提供及び評価の在り方に関する実証研究[33百万円]
○学校と連携した相談支援体制の構築等に関する実証研究[44百万円]
(文部科学省初等中等教育局:令和7年度 概算要求主要事項, p.23, 28)
△参考記事:文部科学省の「ギフテッド」支援事業。3年目の大きな変化とは?~知りたい!令和7年度の概算要求~<前編>(2024.10.24)
(みんなの教育技術 by小学館>教師の学び>:楢戸ひかる)