受託団体のサイトまとめ(2023・2024年度)

○以下に、支援の推進事業の受託団体の取組について、文科省が公表した研究課題を列挙する(文科省サイト、支援の推進事業ページの資料「採択団体一覧」(2023年度2024年度)より)。
○下記団体名をクリックして表示される「受託団体サイト」ページに、実証研究団体について文科省が公表した研究概要を各々記載する(文科省サイト、支援の推進事業ページの資料「研究概要一覧」(2023年度2024年度)より)。
○「受託団体サイト」では、「特異な才能支援」に関する取組への言及が既に公表されているページが存在する場合のみ、該当ページへのリンクを示す。
○各団体の公表された更新情報が反映されていない、あるいは把握漏れの場合がありうる。
○各団体から2023年度事業成果報告書または研究成果報告書が2024年3月に提出された。今後、文科省の公式まとめサイトが開設されることが期待される。このコーナーは現時点で関心のある方々に便宜を供与するべく松村が私設したもので、文科省の事業と直接の関係はない。ここでは既に公表された情報のみを客観的に集約して、個人的コメントは記載しない。
(1)特異な才能のある児童生徒に関する研修パッケージの作成
国立大学法人愛媛大学
(2)特異な才能のある児童生徒の特性を把握するツールや特異な才能のある児童生徒の支援に資するプログラム等のデータ収集・整理
株式会社ユーミックス
(3)特異な才能のある児童生徒に対する指導・支援に関する実証研究
鎌倉市教育委員会 (研究課題)a、d、f、i
京都市教育委員会 (研究課題)b、f、j(2024年度はb、f)
国立大学法人筑波大学 (研究課題)b、c、f
国立大学法人東京学芸大学 (研究課題)b、c、d、f
長野県教育委員会 (研究課題)b、d、f
名古屋市教育委員会 (研究課題)b
八王子市教育委員会 (研究課題)g、h
国立大学法人三重大学 (研究課題)a、b、c、f
学校法人星槎 SEISA アカデミー (研究課題)a、b、e(2023年度のみ)
【研究課題一覧】
<研究領域1>
a 単元内自由進度学習や異年齢集団による学習、理解の状況に応じた課題の設定など、特異な才能のある児童生徒をはじめ子供の関心等に合った授業や学習活動の在り方
b 特異な才能のある児童生徒を含む全ての子供たちが互いに尊重される授業や学級経営の在り方など、多様性を包摂する学校教育環境の在り方
c 児童生徒が普段過ごす教室や学校内の他の教室等、指導・支援に取り組むための多様な学びの場の設定や連携の在り方や、過ごしやすい居場所としての環境整備・人的サポート等の在り方
d 特性等を把握するためのサポートを受けながら行う特異な才能のある児童生徒への指導・支援の在り方
e 才能と障害を併せ有する児童生徒への対応の在り方
<研究領域2>
f 学習面・生活面にわたる学校と学校外との機関との連携による指導・支援の方法
g 特異な才能のある児童生徒に支援を提供するための学校外の機関の在り方や、その機関と連携して学習を行う際の学習状況の把握や学習評価の在り方
h 才能と障害を併せ有する児童生徒への対応
<研究領域3>
i 職員への研修の在り方や、保護者、地域社会の理解の醸成の在り方
j 各主体が保有する情報集約や、主体間の情報連携・共有の在り方
(4)特異な才能のある児童生徒の指導・支援を行う教職員・保護者を対象とする相談支援に関する実証研究
特定非営利活動法人日本教育再興連盟