関連図書

2E教育の理解と実践-発達障害児の才能を活かす-

2E教育の理解と実践-発達障害児の才能を活かす-

編者 松村暢隆
出版社 金子書房
発売日 2018/11

わが国で初めて刊行された、2E教育の理論と国内外の実践育に関してまとまった書籍です。2E関係の用語と概念を整理できます。国内の2E教育実践は未発展ですが、開拓的実践例や今後検討すべき問題提起が挙げられています。
 こちらをご覧下さい。

ワードマップ 認知的個性-違いが活きる学びと支援-

ワードマップ 認知的個性-違いが活きる学びと支援-

編者 松村暢隆、石川裕之、佐野亮子、小倉正義
出版社 新曜社
発売日 2010/04

学校では子ども一人ひとりの特徴や個人差は、障害や才能も含めて、標準的な発達からのズレとして見られがちです。「認知的個性」(Cognitive Individuality:CI)は、そうではなくて、さまざまな学習の得意・苦手や興味などを、「発達の凸凹」がある総合プロフィールとして捉えるものです。
 CIの観点から、特別支援教育、才能教育および個性化教育という、ふつうの授業での一斉指導とは異なる領域の豊富な知識・経験が関連づけられ統合されます。詳しくは、この本をご覧下さい。
 なお、上に出てきた「才能教育」は、英才教育だろうという誤解が生じてはいけません。日本ではなじみのない教育領域・方法ですが、アメリカ等の学校での「才能教育」は、決してエリート教育のことではありません。才能があるために、あるいは才能と学習のつまずきを合わせもつために、ふつうの授業に不適応を感じる子どもの学習ニーズに応じる、特別支援教育の一環だと考えられています。才能教育の本当の理念は、「すべての子どもの得意と苦手を見つけて、得意を伸ばし、それを活かして苦手を補う」ということなのです。

本当の「才能」見つけて育てよう-子どもをダメにする英才教育-

本当の「才能」見つけて育てよう-子どもをダメにする英才教育-

著者 松村暢隆
出版社 ミネルヴァ書房
発売日 2008/07

日本でも、ようやくごく最近、才能教育のまじめな研究と教育実践の重要性が認識され、議論され始めたところです。そのなかで、発達障害と才能を併せもつ「2Eの(二重に特別な)」子どもや大人の学習・社会ニーズが認識され始めたのは好ましいのですが、巷で時に2E児・者が「ギフテッド」と(ましてや天才と)呼ばれることは、誤解と混乱を招くので避けるべきです。ギフテッドは「才能がある」という面だけを表し、障害の有無には関わらない概念だからです。才能の概念整理も含めて、詳しくは、この本をご覧ください。

才能と教育-個性と才能の新たな地平へ-

才能と教育-個性と才能の新たな地平へ-

著者 岩永 雅也、松村 暢隆
出版社 放送大学教育振興会
発売日 2010/03

この本は、2010~13年度開講の放送大学大学院TV講義(同タイトル)のテキストでもあります。わが国で初めての才能教育に関する総合的な講義です。同番組は、全国各地の放送大学学習センターでDVDによって視聴できます。第13回(章)の「発達障害と才能」は2E教育(二重の特別支援教育)を取り上げ、イチオシです。